2018/10/13
【レビュー】Webデザイナー×ブロガーが、仕事用メインマシンとして『27インチ iMac Retina 5K』を2週間使った感想。
仕事で使うメインマシンを『MacBookPro』から『iMac』に切り変えて2週間が経ちました。
ずっとラップトップのMacBookシリーズを使ってきたので、初めてのデスクトップMac。
2週間使ってみた現段階での感想は「iMacは、クリエイティブな作業において非常に良いPCだ」です!
- iMacの良い点
- 高いスペックだから、作業は全てサクサクで快適。動画の編集&書き出しも○。
- 広色域(P3)の5Kディスプレイにより、綺麗な色味・鮮明な表示・広い作業スペースを手にできた。
- GPU強化により、3Dを扱うゲームもサクサクプレイできるようになった為、ゲームプレイ動画も収録しやすくなった。
- USB Type-A×4・Type-C(Thunderbolt 3)×2・SDカード・ヘッドフォン・ギガビットEthernetと、今の時代に向いている拡張性で仕事に使いやすい。
Webデザイナー×ブロガーの僕が『27インチ iMac Retina 5K(2017)』を使った感想。
僕の人生初のデスクトップ型Macは、2017年発売の『27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデル』となりました。
カスタマイズをした高スペックなiMacでの作業は、今のところとても快適です。
主に、iMacでは以下の作業を行っています。
- Webデザイン全般(Illustrator・Photoshop・Dreamweaver・Safari)
- ブログ運営業務(Illustrator・Photoshop・Safari)
- グラフィックデザイン(Illustrator・Photoshop)
- 動画編集(Premiere・After Effects)
- ゲーム(Steam)
仕事で使うメインマシンとして選んだ『27インチ iMac Retina 5K(2017)』のスペック。
僕が購入したiMacのスペックは以下の通り。
モデル | 27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデル(2017) |
---|---|
プロセッサ | 第7世代の4.2GHzクアッドコアIntel Core i7プロセッサ(Turbo Boost使用時最大4.5GHz) |
メモリ | 32GB 2,400MHz DDR4 |
ストレージ | 3TB Fusion Drive(128GB SSD) |
グラフィックス | Radeon Pro 580t |
キーボード | Magic Keyboard(テンキー付き)- 英語(US) |
上位モデルの27インチ iMacを、Appleオンラインストアでカスタマイズしたモデルになります。
CPU・メモリ・ストレージをカスタマイズしています。
いつもならフルスペックにカスタマイズをする僕ですが、今回はストレージ部分でケチった感がありますね。笑
iMacで全ての作業が快適になった。これまで動作や処理が重たく感じていた動画編集も!
Webデザイナーとしての業務には『Photoshop』や『Illustrator』等のAdobe製アプリを多用します。
さらに最近は、動画編集をするためのアプリ『Premiere』や『After Effects』もよく使います。
これらのクリエイト用途のアプリは、快適な動作を実現するために高いスペックが求められます。
iMacは、余裕で快適な動作環境の条件をクリアしています。
処理にマシンスペックを要求される動画編集もサクサク。しかも広々としたスペースだから効率アップ!
クリエイト用途のアプリは、極端にスペック不足なPCだと一つ手を動かすたびレインボーカーソルが表示され固まってしまうなんてこともあります…。
2015年モデルのMacBookPro 15インチの最高スペックでも、複雑な動画編集をすると動作がもたついてしまうこともありました。
しかし、今回導入した27インチiMacでは、どの動作もかなりサクサクな印象。
Macに高負荷が掛かって、処理に時間の掛かる動画の書き出しも早くなった印象。
比較検証はしてないけど、体感で早いです。
サクサクな動作に合わせて、27インチ 5Kのディスプレイの広々とした作業スペースのおかげで作業はかなり快適なものとなりました。
僕は4Kの外部ディスプレイをiMacに接続して使っているので更に倍の広さ。
サブマシンである12インチMacBookを出先で使った際に、作業スペースがとても狭く感じてしまいました…。
リンゴだよねw
けど、これが少しずつ作り上げた作業環境の完成形かも!
5KのRetinaディスプレイは、写真・映像を扱う人にとって最高でしょう。
そして作業スペースの広さだけでなく、表示の鮮明さ・綺麗な色味も流石Retina。
写真や映像を扱う人は、この5K RetinaディスプレイだけでもiMacに価値を感じられると思います。
5K(5,120 x 2,880px)の解像度・十億色対応・500ニトの輝度・広色域(P3)と、iMacと同じ様なディスプレイを購入しようとすると結構高いんですよね。
これだけの体験が得られるなら、iMacはかなり安いデスクトップPCなんじゃないか?
上位モデルのiMacをカスタマイズなしで買うと約28万円。
5Kディスプレイの価格が、3分の1の10万円だとします。
必ず付属する『Magic Keyboard』と『Magic Mouse』で2万円。
そして残りの16万円で、
- Intel Core i5(第7世代 3.8GHz クアッドコア)
- 8GBのメモリ
- 2TBのストレージ
- 独立GPU(Radeon Pro 580 8GBビデオメモリ搭載)
- mac OS搭載
このスペックのPC本体を買えると考えると、iMacは性能の割に安いデスクトップPCになるのではないでしょうか。
「性能に対してMacは高い」という意見もありますが、僕はMacは一体型の本体やOS等で得られる”体験”も込みで、その価値(高い安い)を考えるべきだと考えています!
僕が『27インチiMac Retina 5Kディスプレイモデル』で得られた体験を考えると、iMacは安いです。
「ちょっと高いかも?」と迷っているあなたは、いつまでも迷っていないで、iMacでの作業を是非体験して欲しいですね!
iMacの使用感や購入に対しての、不満点や失敗したと感じた点。
快適な作業で満足していると話してきましたが、実は初めてiMacを購入・使用して気がついた不満・失敗したと感じている点が3つあります。
- iMacでの不満点・気になる点
- キーボードは、テンキーなしの方で良かった。
- 高さ調整が出来ないため、長時間作業で首・肩がこってしまう。
- iMacがこんなに良いものなら、もう少し頑張ってiMac Proを選んでも良かったかも?
細かい点だけど、現段階でこの3つが気になっています。
テンキー付きのキーボードは右側に長すぎて、使い勝手が想像よりも良くなかった。
iMacを購入する際に付属品として選択できるキーボードをテンキー付きタイプの『Magic Keyboard(テンキー付き)- 英語(US)』にしました。
Apple Magic Keyboard(テンキー付き)マジックキーボード (英語(US))
テンキーがあることで、数字を打つ際に便利だという意見を聞いて「なるほど」と感じたので選択しましたが、僕には合いませんでした…。
というのも、テンキーが付いていることでキーボードが右に長くて、キーボード右横に置きたいMagic TrackpadやMagic Mouseが遠くなってしまうんですよね。
テンキーなしのMagic Keyboardに慣れているせいか、ちょっと使い勝手が悪く感じてしまい、今は以前使っていたテンキーなしのMagic Keyboardを使っています。
Apple Magic Keyboard – US MLA22LL/A
机に置くとディスプレイの上部が目線より少し高くなるので首・肩に負担がかかってしまう。
27インチのiMacは、高さ51.6cmと大きいです。
机にそのまま置いてディスプレイの上部を見ると、少し首が上がった状態になります。
猫背気味だったりして若干姿勢が悪いせいもありますが、これまでの環境に比べて常に視線が高め。
そのせいでここ数日、肩こりがひどいです。
iMacは高さ調整ができないので机の高さを下げるしかありませんが、そうすると机全体が下がってキーボードやマウスの位置がベストではなくなるという…。
この先数年、iMacを使う上で一番の悩みです。
iMacがこんなに良い物なら、iMac Proを頑張って購入してもよかった…?
細かな不満点や失敗はありましたが、僕はiMacでの体験には非常に満足しています。
MacBookProよりもクリエイティブな作業に没頭できる環境を構築できた気がします。
iMacでこれだけ満足のいく環境を手にできたのであれば、さらに上のモデルである『iMac Pro』ならさらに快適な作業環境を作り上げられるのでは?
…と、思ってしまいました。
『iMac Pro』の価格は558,800円から。
購入したiMacとの価格差は約20万円。
更に快適な環境が手に入るのであれば、もう少し頑張って『iMac Pro』を選んでみても良いのかなと少しだけ感じています。笑
MQ2Y2J/A [3200] iMac Pro Retina 5Kディスプレイモデル
まとめ『iMacは良いオールインワンPCだ。クリエイターにもおすすめ。』
初めてのiMacを2週間使ってのレビューでした。
現段階では非常に満足のいくものだと感じています。
Webデザイン・ブログ運営・動画編集にゲーム、なんでも快適にこなせるオールインワンPCですね。
もともと「オールインワンのデスクトップPCってどうなの?」っていう意見だったんですが、使ってみて初めて良さに気づきました。
これから数年、iMacでWebデザインもブログも頑張っていこうと思います!
この記事を書いたのは「リンゴ」
筆者「リンゴ」について
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- Apple製品にハマった人生
- Webデザイナー×Apple好き リンゴ
当ブログは【Apple製品】【PC&ガジェット】【ゲーム】【自分の仕事】に関する情報を発信。
2015年、Webやガジェットから感じるわくわく感を伝えたくて、ブログを書き始める。
毎日投稿を続け、自分の発信が人の役に立てたこと、月間アクセス数10万超えを達成できたこと、さらに少額ながらお金も稼げたことに喜びを感じる。
ブログ運営を手伝うことを仕事にしようと試みたが大失敗。
現在は自分のスキルを活かして、人の役に立てることを模索中。
そしてWeb関連の仕事に励んでます。仕事のご依頼・ご相談は問い合わせページ、もしくは各SNSにてお待ちしております。
なお当ブログでは、この先商品やサービスのレビュー記事作成依頼は承りません。