2021/03/09

【故障】3年使ったiMacが起動しない。Appleロゴと読込バー表示時に100%電源が落ちる不具合。解決策は。
先日、仕事で使っている『27インチ iMac Retina 5K(2017)』の電源がつかなくなってしまいました。
- 今回起きたiMac電源故障の症状
- 電源ボタンを押し、Appleロゴと読込中のバーが表示されるが、途中で電源が100%落ちる。
- OSの再インストール・内蔵ストレージのFirstAid・削除がエラー発生で出来ない。
- Apple Diagnostics (旧称 Apple Hardware Test)では、ハードに異常なしの結果がでている。
以上の症状を確認した上で、解決を目指しました。
結果『AppleによるiMacの修理』にてトラブルを解決。
トラブル発生から解決までの『自分で試したこと』『Appleサポートにてお教えいただいたこと』『修理にあたって』の3点を踏まえて話していきますね。
はじめに一言でまとめると、10万円以上の修理費を払いたくなければ『AppleCare』は加入しておくべきです。また、バックアップは必ずとるべき。
- 『Apple Care』には必ず入るべき3つの理由
- 衝撃・水没以外が原因の自然故障は、3年間無償サポート。
- 優先的にサポートへ相談可能。
- バッテリー交換対応。ディスプレイ割れや水没は特別価格で対応可能。
iMacが故障。原因は内蔵ストレージの故障。修理して問題解決するまでの流れ。掛かった費用・日数は?
僕のiMacが故障したのが3月1日。
いつものように電源をつけようとしたところ問題が発生しました。
Appleロゴと読み込み中の棒(プログレスバー)が表示されて起動している途中、突然画面が真っ暗になりました。
起動時に一時的に黒い画面が表示されているのではなく、バックライトも落ちていて、完全に電源がオフな状態。
何度か起動を繰り返し試してみたものの、起動することはありませんでした。
ここから、自分でできる解決方法を試していきました。
iMacを修理に出す前に自分で解決したい!僕がやった6つの解決方法。
Macが不調になるトラブルが起きたら直ぐに修理を考えずに、まずは自分で出来る改善方法を試すのがおすすめです。
今回、Macが起動せずに電源が落ちる不具合に対して僕が行ったのはこちら。
- Mac不具合が起きたら修理前に試すこと(上から順に)
- ① SMCリセット・PRAMクリア(方法をまとめた記事はこちら)
- ② セーフブートで起動(【Shift】キーを押したまま起動する)
- ③ OS再インストール(ファイルを保持する方法で)
- ④ OSをクリーンインストール(ファイルも完全消去する方法)
- ⑤ Apple Diagnosticsで、ハードウェア故障をチェック
- ⑥ Appleサポートへ相談
まずはMacに不具合がおきたら、まずやるべき『SMCリセット・PRAMクリア』。
電源やバックライト等の設定がリセットされます。
そしてインストールしたアプリ・フォント等を起動しない状態で動作させる『セーフブート』。
ここまで試して不具合が直ることも結構あります。
しかし、今回は直らなかったのでOSをインストールし直します。
Macにはファイルを保持したままOSだけ再インストールする方法と、ファイルを完全消去してから新たにOSをインストールする方法があります。
今回、どちらの方法もインストール開始直後にエラーが発生してしまい、駄目でした…。
完全にお手上げ状態なので、Appleサポートへ連絡しました。
自分で解決できないことはAppleサポートへ相談!丁寧な相談で細かな質問も対応してくれる頼もしい存在。
自分で試せる改善策では解決できなかったため、Appleサポートへ相談しました。
僕の場合、自分でわからない範囲で困ったらすぐサポートへ相談するようにしています。
解決できるかわからないのに、必要以上に自分で色々試すのは時間がもったいないですからね。
Appleサポートはチャットでの対応がおすすめ。
なぜかというと、チャット内容を文字で記録できるから。
電話だと教えてもらった内容を結構忘れるんですよね…。
だからチャットで相談し、教えてもらった解決策を試していく方法が良いと思っています。
しかし、今回iMacは修理対応となってしまいました…!
通常Macを買ってから1年間は保証期間が付きますが、それ以降の修理は基本的に有料となります。
僕のiMacはもうすぐ使い始めてから3年。
しかし、iMac購入時に、保証期間を3年まで伸ばす『Apple Care+』に加入していたのです!
おかげで0円で修理となりました。
iMacを修理に出すにあたっての準備と注意点。掛かる日数は?そしてバックアップの重要性。
Appleサポートの対応により、様々な改善方法を試しましたが、結局iMacは修理対応となりました。
iMacを修理に出す方法は2つ。
- Macを修理に出す方法
- ① 店舗へ持ち込みをする
- ② 配送業者による集荷・配送
27インチ iMacは重さ6kg・縦横が約50cm×40cm。
大きなiMacを店舗へ持ち込むのは難しいので、配送業者に集荷してもらう形で修理に出しました。
修理にあたって、事前に行っておく準備があります。
- iMacを修理に出す前の準備・注意点
- 修理時にストレージが初期化される可能性があるので、Time Machineでバックアップ作成(今回は出来ず)
- iTunes Storeの認証を外す(今回は出来ず)
とにかくいちばん大切なのがファイルのバックアップですね!
Time Machineにて常時バックアップを取っていて本当に良かったと思いました。
ちなみに配送業者の人が、梱包材を持ってきてくれるので箱詰めは不要です。
集荷・修理・到着までのスケジュールは以下の通り。
- 集荷・修理・到着までのスケジュール(合計 日)
- 【3月2日】修理依頼
- 【3月5日】iMac集荷
- 【3月7日】修理
- 【3月7日】工場から発送
- 【3月8日】自宅に到着
- 【3月9日】Time Machineから復元して作業再開!
最短で対応頂きましたが、7日に修理開始してその日のうちに発送されたのには驚き!
とはいえ修理完了までの間、iMacが使えない日は7日〜10日ありました。
Appleサポートの修理では、代替品が無いので、サブマシンを手元に残しておいて本当に良かった…!
まとめ『iMacが故障かと思ったら、Appleサポートへ!そしてAppleCareは加入必須の保険です!』
3年間使っているiMacの突然の故障。
原因は内蔵ストレージの故障によるものでした。
mac OSの不具合時には、自分でできる解決策がいくつかありますが、流石にハードウェアの不具合だと、Appleサポートの手を借りなくては解決できませんでした。
修理対応になる際に注意しておきたいのが3点。
『Apple Care加入状況』『掛かる日数』『ファイルのバックアップ』。
この3点は修理を出すにあたって超重要になるので要確認です。
今回僕が学んだのは『日頃のバックアップと保険の大切さ』でした。
「自分のMacに限って…」なんて油断していると痛い目を見ますよ!
この記事を書いたのは「リンゴ」
筆者「リンゴ」について
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- Apple製品にハマった人生
- Webデザイナー×Apple好き リンゴ
当ブログは【Apple製品】【PC&ガジェット】【ゲーム】【自分の仕事】に関する情報を発信。
2015年、Webやガジェットから感じるわくわく感を伝えたくて、ブログを書き始める。
毎日投稿を続け、自分の発信が人の役に立てたこと、月間アクセス数10万超えを達成できたこと、さらに少額ながらお金も稼げたことに喜びを感じる。
ブログ運営を手伝うことを仕事にしようと試みたが大失敗。
現在は自分のスキルを活かして、人の役に立てることを模索中。
そしてWeb関連の仕事に励んでます。仕事のご依頼・ご相談は問い合わせページ、もしくは各SNSにてお待ちしております。
なお当ブログでは、この先商品やサービスのレビュー記事作成依頼は承りません。
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