2017/01/05
【非デザイナー・初心者】ロゴってどうやって作る?僕はこうやってデザインします。
お店を開く時、会社を立ち上げる時に、店名・社名を決めたら大体「企業ロゴ・店舗ロゴ」も合わせて作りますよね。
通常、プロのデザイナーに任せることがほとんどだと思います。
けどせっかく自分で立ち上げたお店・会社なんだから、思い入れのあるロゴを自分で考えてみませんか?
「デザイン」って聞くと難しいイメージかもしれませんが、構楽しいですよ!
僕自身、もともとホームページを作成するWebデザイナーとして仕事をはじめて、ロゴデザインは無縁でした。
しかし、最近ではロゴの制作依頼を承る機会が増えてきて、日々楽しく制作させて頂いております。
非デザイナーが、企業・店舗ロゴを、デザインするときの流れ。
僕の場合、上の画像のロゴを次のような流れで作っていきます。
- ロゴ制作の流れ(期間3日)
- ①「名前・サービス・コンセプト・人柄・社風」から、ざっくりとした雰囲気をイメージ。
- ②とりあえず、メモ用紙に手書きで何か書いてみる。
- ③メモ用紙をスキャン。Illustratorで形を整えていく。
- ④数パターン作ってみて、良いものをブラッシュアップ。
- ⑤チェック・完成。
ちなみに掛かった日数は3日くらい。
自分自身の事業、アイディア、デザインなので早いです。
実際に依頼を受けて制作する場合は、ヒアリングや修正もあるので、もう少し長めで2〜4週は掛かる事が多いです。
①『ざっくりとした雰囲気をイメージを作る』
まずはイメージづくりから。
社名やサービス、理念からどんなロゴが良いか考えます。
ざっくりと思いついたことを、箇条書きにメモしていきましょう。
例えば「Re:birth Design」の場合は、こんな事を考えます。
- Webデザイン事務所。
- 美容サロンが必要とする様々なデザインを承る『デザインコンサル』をする。
- Re:birth(Re:verse)という名は「逆転の発想でお客様のワクワクを形に」という想いを込めている。
- Re:birthとRe:verseを意味する2つの「Re:」を入れたい。
- サロンを対象にしているが、女性っぽい感じでは”Ringo”とのギャップがすごいから☓。
②『メモ用紙に何か書いてみる』
なんとなくイメージができてきたら、ペンと紙を用意します。
何か書いてみましょう。
仮に下手でも後から整えるので、全然大丈夫。
例えば…
2つの”R”を使って何かできないかなーっていうイメージ。
”ЯR”って並べると何となく顔っぽく見えてきた。エイリアンっぽいというかドクロっぽいというか…そんな感じで。
それに前に作ったロゴのクロスしたペンと筆、王冠をつけて「海賊旗のドクロ」っぽくしてみようかなー。っていうのでこんな感じ。
これでいきましょう。紙をスキャンしてデータ化します。
スキャナーがなければ、スマホで写真を撮ってもいいですね。
ロゴ制作依頼を頂く際に、この状態まで考えてもらっているとスムーズに作成することができます。
③『Illustratorで形を整えていく』
ここからはパソコンを使った作業。
描いたラフをIllustratorでデータ化します。
全体のバランスを整えてながら、パスでなぞっていきます。
結果こんな風に変わりました。ここまでくればもうすぐ完成。
④『数パターン作ってみて、良いものを作り込む』
ベースになるアイコンができたので、細かい作り込みをしていきます。
ドクロの周りに「Re:birth Design」の文字を入れてみました。
フォントも重要。
本当は小さくしても潰れないゴシックが良いと思いつつも、雰囲気に合わせて”ペンで書いた様なフォント”にしました。
ついでに片目だけ色をつけてアクセントに。
⑤『チェック・完成』
最後にデータ内のいらないデータを消したり、アウトライン化したり、最終調整をして完成です。
拡大縮小して潰れないか等のチェックも忘れないように。
作った時にやらないと、後から名刺等の小さな印刷物で使うタイミングで困ります。
ロゴは細かすぎると使い勝手が良くないです。
ちなみにこのドクロロゴには隠し要素が
2つの意味のリバースの要素ということでちょっとした仕掛けも。
「Re:」をバラして、ドクロの輪郭がR2つ、目の部分がeを2つ逆さにした感じ。
そしてロゴには入れてないけど、後から自分で「:(コロン)」を同様に目の上に2つ足すと…
「笑ってる顔」が2つ並んでいるように見えませんか?笑
親会社INCEPTION Holdingsのコンセプトである『子どものようなわくわくを。』とも少し絡ませたいとも思いこうしてみました。”わくわく=笑顔”ということで。
顔文字で表すとこんなイメージ→ \(゚▽ ゚|| ゚▼ ゚)丿
発想次第では、マイナスイメージなドクロも逆転(Reverse)して、プラスイメージな笑顔に生まれ変わり(Rebirth)ます。といいう意味も。
…こうゆう見えない裏設定考えるの好きなんですよね。笑
これまで作ったロゴにもだいたい裏設定を考えています。
まとめ『ロゴ制作は楽しい。けど時間と手間はかかるもの。』
今回は、僕なりのロゴの作り方を紹介してみました。
これからロゴ作成するあなたのお役に少しでも立てられれば、嬉しいです。
「けど、やっぱ自分じゃ作れない!」というあなた。
企業・店舗・サービス等のロゴ制作のご相談はいつでも承っております。(ロゴ制作の料金目安:5万円〜15万円 )
LINE・メールにて気軽に声をおかけください。
この記事を書いたのは「リンゴ」
筆者「リンゴ」について
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- Apple製品にハマった人生
- Webデザイナー×Apple好き リンゴ
当ブログは【Apple製品】【PC&ガジェット】【ゲーム】【自分の仕事】に関する情報を発信。
2015年、Webやガジェットから感じるわくわく感を伝えたくて、ブログを書き始める。
毎日投稿を続け、自分の発信が人の役に立てたこと、月間アクセス数10万超えを達成できたこと、さらに少額ながらお金も稼げたことに喜びを感じる。
ブログ運営を手伝うことを仕事にしようと試みたが大失敗。
現在は自分のスキルを活かして、人の役に立てることを模索中。
そしてWeb関連の仕事に励んでます。仕事のご依頼・ご相談は問い合わせページ、もしくは各SNSにてお待ちしております。
なお当ブログでは、この先商品やサービスのレビュー記事作成依頼は承りません。